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REPORT 活動リポート

チャレンジングSHIRASE2017第4回「五象」活動リポート

開催日:2017年10月29日(日)(テーマ:五象)

 

〜無事終了しました。チャレンジングSHIRASE2017in晴海〜
10月29日に晴海埠頭で行われたチャレンジングSHIRASE2017in晴海は雨が降り続く中、無事終了しました。退役後のSHIRASEを曳航し、船橋港とは違う場所でチャレンジングSHIRASEを開催するのは初の試みでした。曳航中は多くのファンが各所でSHIRASEが動く様子を撮影していたり、次の南極観測に向かう準備をしていたしらせ5003との対面や大先輩の宗谷とのすれ違いも有りました。


元々、このSHIRASEは1983年から2008年の間、25回に亘り南極を往復していた南極観測船(砕氷艦)ですが、南極へ出発する際はまさにこの晴海埠頭から盛大な見送りとともに出港していたのです。そんなSHIRASEが縁のある場所に帰港させてあげたいという意味も込めて9年ぶりに晴海埠頭へ曳航し、チャレンジングSHIRASEを開催したわけです。


開催した理由はこれ以外にもあります。晴海埠頭は現在2020年に向けて選手村の建設工事が進められています。もし可能であれば2020年に何らかの形でSHIRASEを活用し、日本にやってくる世界中の人たちにSHIRASEの存在や当財団で行う取り組み、南極観測の話などを知って頂けるような機会を持つこと出来ればという意味も込めて今回の試みを行わせて頂きました。

今回はあいにくの荒天のため来場者は少なかったものの、この船を船橋から晴海へ曳航し、このような取組が出来るという実績を得ることが出来ました。今後も年に1度は晴海へ曳航し、SHIRASEの取組を知って頂けるような機会を作ってまいりたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願いします。

なお、次回のチャレンジングSHIRASEは11月19日(日)に船橋港で開催予定です。詳細は本HP「ニュース」およびFacebookやTwitterなどでお知らせさせて頂きます。